11月2日~6日まで「京都御所」の秋の一般公開が行われていましたので、6日に行ってきました。一般公開は春と秋の年2回行われます。春も行きましたが、桜がきれいに咲いていました。
現在の京都御所は、平安京の内裏よりは東に2キロ近く離れた所にあります。京都御所の周囲には宮邸や公家の屋敷が立ち並んでいましたが、東京遷都以来ほとんどが空家となり、漸次取り壊されて現在の京都御苑に整備されました。公家で唯一京都に残ったのは、冷泉家(今出川通烏丸東入ル)で、近世の公家住宅としては唯一の遺構となっています。ここは通常は非公開ですが、たまに公開されているようです。今年も2日間だけ公開されていたのですが、行くことができず残念でした。
話を京都御所に戻しましょう。簡単な荷物検査の後、宜秋門(ぎしゅうもん)から入場です。この宜秋門は、公家門、唐門ともいわれ、親王や公家など高貴な人達しか使用を許されなかった門なので、そのことを念頭に置くと、うれしい気がしますね。まずは御車寄(おくるまよせ)ですが、ここは公家達が参殿したところで、現在は修理中でした。諸大夫の間は、正式参殿のときの控えの間。控えっていってもかなり立派です。新御車寄は、天皇陛下の玄関です。「しんみくるまよせ」といい、先ほどの御車寄とは言い方が異なります。そして回廊の外を通り、日華門から入り、メインの紫宸殿です。これこそが京都御所の正殿で、即位礼や節会の厳儀を行うところです。1855年の造営で、檜皮葺き屋根の寝殿造りという、平安京を偲ばせる建築物としては、大変貴重で重要なものです。大きな建物なのに、重厚な感じではなく、むしろ軽やかだけど、荘厳な雰囲気があって・・バランスが絶妙なんです。とにかくすばらしい!この紫宸殿に限らず、京都御所内にある建物はすべてそうです。紫宸殿の奥には、清涼殿があります。ここは天皇の日常の御殿で、この前には漢竹(かわたけ)、呉竹(くれたけ)が植えてあります。これって、どういう意味を持つんでしょうね?誰がこのことについてご存知であれば、ぜひ教えて下さい。
新御車寄 紫宸殿
回廊の外に出て、次は御池庭を望む小御所です。御池庭は回遊式庭園で、うっすら紅葉している木もありました。美しい庭園です。更に奥には、御常御殿とその前に御内庭と呼ばれる庭があります。ここも天皇のお住まいで、規模は紫宸殿よりも大きいとか。この内部は、表と奥の空間がはっきりと区別されていて、奥はいわゆる男子禁制の「大奥」でした。ちょっと怖い?御内庭もとても美しい庭です。そしていったん塀の外に出て、しばらく行くと、皇后宮常御殿が現れます。ここは皇后のお住まいとして使用されていたところで、今年は特別に公開されていたようです。ここまでが今年の一般公開の範囲でした。
小御所 御池庭
御内庭 皇后宮常御殿
京都御苑にはさまざまな木々が生い茂り、市民の憩いの場です。京都御苑、京都御所とかなりの広範囲です。そこで、題名に戻りましょう。京都御苑、京都御所とも砂利が敷き詰つめられていますね。この砂利を歩くのって、かなりの運動なんです。私は京都御苑に行くと、次の日もしくはその次の日、太ももと腰回りが筋肉痛になるんです。そして靴がとても汚れるし、痛みます。これから行かれる方は、歩きやすい靴の方がいいです。上等な靴はやめましょう。そして太ももを細くしたい方、京都御所、もしくは御苑内を散策するといいですよ。観光とシェイプアップにも効果ありという一石二鳥な京都御所と京都御苑、オススメです。
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